【感想】君の名は。ワクワク感と切なさと美しさの詰め込み。

君の名は。を劇場で観た。

知る人ぞ知る新海誠監督にRADWIMPSが音楽を担当した劇場作品です。
レビューとか書き慣れていないけど書いてみました。

ファーストインプレッション。(ネタバレ無し)


相変わらず背景は素晴らしいが長時間になったせいか前作とかとくらべると超素晴らしいという箇所は減って薄まったた感じました。

RADWIMPSの音楽も大変素晴らしいが、逆に音楽が映像に対して勝ってしまってオーバーに感じた。逆にインパクトは絶大でそれが大ヒットにつながった気がする。
個人的には新海誠作品には寄り添うような音楽が合ってると思う。

ストーリーはもう少し一般向けにしても良かったかなと。
演出等は映画館のせいかもしれないが部分的にカクカクして滑らかでないシーンがあった。相変わらずミュージッククリップ的に感じるシーンも多く映画としては微妙だなと思う。

予告動画








ここから先はネタバレを含みます。











ここが良い

美しい映像。特に東京住みの人にはリアルな臨場感。田舎の美しい風景。
特に彗星が落ちるシーンの刹那美。
素晴らしい音楽。
ワクワク感、前向き感。

ここが悪い

いくら記憶があいまいだからといっても3年ズレてるならスマホ使った時点で何年か見て気が付くと思うし、入れ替わりの記憶の連続性がありそうだから地名とか学校名は入れ替わらない世界でメモとか出来そうだから、分からないのに非常にビックリした。
まあ、そこも含めてファンタジーってことかな。
いくら人を信じても学生が爆破とかはあり得ない。悪さの助長に思える。

音楽が映像より強すぎるシーンが多い。
そのせいでミュージッククリップ感。
映画音楽はもっと映像に寄り添うものだと思う。

ストーリーは大きく入れ替わりと時間異動と2つの内容があるし、それ以外にも変に複雑にしている感がある。

総評

個人的に新海誠というと美しい背景や世界観が素晴らしい。そして、離れ離れやすれ違いなどの印象で切なく終わる印象ですが、これは前向きでハッピーな感じなので、映画としては少し微妙ですが、各パーツのクオリティは素晴らしいので、誰にでもオススメ出来ます。ワクワク感と切なさと美しさを見てRADWIMPSの音楽を聴く、それだけでも価値があると思います。専門の脚本家と総監督がつけば無敵じゃないでしょうか。

映   像 ★★★★★★★★★☆ 9
音   楽 ★★★★★★★★☆☆ 8
ストーリー ★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
総   合 ★★★★★★★☆☆☆ 7


君の名は。関連CD、書籍




新海誠過去の映像作品

個人的には、ほしのこえと言の葉の庭が大好きで繰り返し見ています。

ほしのこえ 2002年公開

予告



雲のむこう、約束の場所 2004年公開

予告




秒速5センチメートル 2007年公開

予告




星を追う子ども 2011年公開

予告




言の葉の庭 2013年公開

予告


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