10年ぶりにプロジェクターを買い替えた話(VPL-HW50ES→HORIZON Ultra)

 4Kやドルビーアトモスが普及してきて、
55インチ4K有機ELテレビはこのブログでも書いた通り所有していましたが
シアタールームが10年前の機器でアップデートする必要があり、
ドルビーアトモスに対応するためAVアンプ、スピーカーを買い替えましたが
アマプラでは映像が4Kでないと音声のアトモスが選択できないので
更にプロジェクターを買い替えて、
PS5とUHD Blu-rayプレーヤーを追加しました。

今回はプロジェクター編です。
ざっくり比較。

ページ内の製品は全て新品購入です。

以前のプロジェクター(SONY VPL-HW50ES)

2013年購入
仕様
投写方式:3SXRDパネル・3原色液晶投射方式
光出力:1700ルーメン
ダイナミックコントラスト:100,000:1
最大解像度 1920×1080
3D対応
駆動音:約21db
消費電力:最大300W
外形寸法:407.4×179.2×463.9mm
質量:約9.6kg
購入金額249800円(ポイント20%)

3Dメガネ
SONY(ソニー) 3Dプロジェクター用メガネ(TDGPJ1)
購入金額8980円(ポイント20%)

今回のプロジェクター(XGIMI Horizon Ultra)

2023年購入
仕様
光源:デュアルライト(LED+レーザー)
投写方式:DLP
輝度:2300 ISOルーメン
標準解像度:3840 x 2160 ピクセル
対応形式:HDR10, HLG, Dolby Vision
ランプ寿命:25000h
ノイズレベル:<28dB@1m
製品サイズ:265 x 224 x 170mm
製品重量:5.2kg
購入金額279800円(ポイント13%)+5年延長保証13990円


3Dメガネ
XGIMI 3Dメガネ 3D DLP-Link プロジェクター用 充電式
購入金額3099円

選定理由

条件

  • 4K対応
  • 光源がレーザーまたはLED(寿命が長い)
  • 3D対応
  • ズームレンズ付(自分より後方で投影するため)
  • 投影距離:100インチで3.2~3.4m
  • スピーカーは必要なし
  • 小屋裏暗室なので明るくなくて良い
  • FireStick4K等を使うのでアプリ等は必要なし
  • 使用用途:UHD・3DのBlu-ray再生、PS5、アマプラ、ネトフリ等
  • 予算30万程度 

JMGO N1 Ultraはズーム出来ないので却下。
Dangbei Mars Proも光学ズームか不明だったので却下。
BenQ X3000i、HT4550iは30万オーバーで却下。
秋葉原のヨドバシの展示を見ましたが環境が明るくて微妙でしたが問題ないと思いました。
結果これになりました。
予算があったらBenQ HT4550iにした気がします。

投影環境

部屋

天井高1.4mの幅3.6m奥行き4mの小屋裏(壁と天井は黒い壁紙、床板はダークブラウンに黒い絨毯、スピーカーはブラックアッシュ、窓が無いため暗室)

スクリーン

100インチ(2220×1250mm) シアターハウスBTP2220WHD 生地種類:ハイビジョンマット  30,400円(2017年購入)

AVアンプ

marantz CINEMA 70s メーカー保証5年 108,900円(ポイント30%)(2023年購入)

スピーカー

全て2023年購入
DALI OBERON 5 メーカー保証2年 107,892円(ポイント30%)
DALI OBERON VOKAL メーカー保証2年 59,832円(ポイント30%)
DALI OBERON 1 メーカー保証2年 48,879円(ポイント30%)
SONY SS-CSE メーカー保証1年 24,907円(ポイント30%)

再生機器

全て2023年購入
Fire TV Stick 4K 第2世代 3,980円 + 延長保証 (メーカー保証後2年間)1,430円
新型PlayStation 5 66,980円(ポイント約10%)+ 5年延長保証4,000円
UBP-X800M2 メーカー保証1年 00,000円

Horizon Ultraの開封設置

箱はこんな感じ

開封(上から)

 

 背面端子。僕はHDMI1とLANぐらいしか使用しません。

 

付属品はリモコン、電源コード、巨大なACアダプタ、取説



天井高1.4mの為、スチールラック上段から投影する。そのため本体をひっくり返すので天面に衝撃吸収とスペースの確保で耐震ジェルマットを付けてみる。


 

設置!!天井ギリギリです。スクリーンまでの距離は3.3m。隣のSONYのプロジェクターが巨大。


 

起動!!背面のスイッチを押します。


 

起動したらリモコンとペアリング(2つのボタンを同時押し)


Googleアカウント

Googleアカウントとネット回線が必須です。
Googleアカウントでログインするまで設定等何も出来ません。
ズーム等も出来ないので3.3mで100インチのスクリーンだと120インチとかで投影され見えない部分が多いので苦労してアカウントを打ち込みました。

私の場合、プライムビデオやネットフリックスはFire Stick4kを使用するため、プロジェクターのアプリは使用しません。
プロジェクターは映像を綺麗に映せればいいのでログインを必須にしないで欲しいです。

androidTVとアップデート

なぜかXK03Hと表示されました。XK03HはHORIZON Proの型番。HORIZON UltraはXM13Nのはず。


とりあえずアップデート。



数日後更にアップデート。


アプリケーション

使用しないので評価しません。

スピーカー

使用しないので評価しません。

光学ズームレンズ

これが選定した時の重要な機能。このクラスのプロジェクターは100インチを投影する距離が2.5m前後で僕の場合は3.3m程度の距離から投影したい。
3.3mぐらいからズーム無しで投影すると120インチとか大きくなってしまう。
それを縮小するのが光学ズームでデジタルだと画質が落ちるため光学が必要。

ズームは台形設定の中にあります。
個人的に台形補正等は使用しません。

 

FireStick4KとPS5による判定

FireStick4Kの判定

Dolby Visonあり。HDR10+は無し。

FireStick4Kのテスト映像

レインボーノイズが写っていますが肉眼では感じません。

PS5の判定

VRRは非対応。特に問題なし。

PS5の出力

4K60Hz。YUV422(HDR)。HDCP2.3。

 

画質について

前機種のSONYプロジェクターはコントラストとかボケとかで投影している感があり、テレビとは違うけど大画面迫力としての価値があったと思いますが、この機種は有機ELテレビばりに明るくクッキリして次元が変わりました。SDRから4Kに変わったことより、とにかく鮮やか。色域が拡大した効果とHDRの存在が大きいです。

SDRのアニメはクッキリはっきり明るい。ただ、暗室なので輝度(IRIS)1でも明るすぎて眩しいぐらい。

4KのHDRとかドルビービジョンはコントラストがきっちり出て繊細に表現も出て感動するレベル。55インチ有機ELテレビも所有していますが同レベル画質の100インチの暴力。
UHD Blu-ray(アバター2、8K空撮夜景、小笠原ボニンブルーの海、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3、アントマン&ワスプ:クアントマニア等 )、プライム・ビデオ、Netflix、PS5(FF16、グランツーリスモ7)をシーンサーチしたりして観ましたがどれも破綻等起きずに素晴らしい映像でした。

個人的にはドルビービジョンよりHDRの画質の方が好み。
プライムビデオのドルビービジョン確認はペリフェラル ~接続された未来~、Netflixのドルビービジョン確認はPLUTO、ウェンズデー、OUR PLANET 私たちの地球。

HDRの輝度(アイリス)について

 HDRの場合、輝度(IRIS)が4以下だと暗い部分が明るくなりのっぺりしてHDRっぽくなくなる。


輝度5


輝度4


3D対応

3Dは自動で切り替わらずに上下か左右か設定する必要があります。
3DメガネはXGIMIのモノを買いましたが最近のDLPプロジェクター用のならどれでも大丈夫だと思います。
3Dは1080pなのでそこまで以前のSONYプロジェクターと差が出ないと思っていましたがコントラストと明るさで立体感マシマシでした。アバター2、ヒューゴの不思議な発明、ゼロ・グラビティ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3、アントマン&ワスプ:クアントマニア等観ました。特にゼロ・グラビティの3Dは宇宙空間のコントラストが強くなって凄く良かったです。
ただ、SONYに比べて目がとても疲れる気がしました。

こんな感じで設定します。 

 

レインボーノイズについて

DLPプロジェクター特有のレインボーノイズですがスマホで撮影すると写りますが通常映像では全く感じません。真っ暗な画面に白字幕とかの場合白い周りにレインボーがチラつくことがある程度です。3Dは字幕以外でもカラーが少ない場面ではレインボーを感じることがありました。メールアドレス入力等のカーソル移動時が1番チラつきます。
個人的に全く問題ないレベルです。

メーカーに解消してほしい点

HDRの時、輝度4以下で暗い部分が明るくなりのっぺりしてHDRっぽくなくなる。。
SDRコンテンツやドルビービジョンの時は問題ない。
 

信号が切り替わるたびにHDMI表示が数秒出る。
Blu-rayでもタイトルに戻ったり信号が変わると出る。
過去のプロジェクターはこういう仕様のモノは無かったので少しうざい。


特にドルビービジョンはプライムビデオで1話から2話に切り替わる時もHDMI表示とドルビービジョン有効表示が出て輝度も8に再調整されてしまう。
SONYのUBP-X800M2のドルビービジョンをオンにして搭載アプリのNetflixを見るとメニューを動かすだけでHDMI表示とドルビービジョン有効表示が頻繁に出るので何も出来なくなります。

3Dの自動判定切り替え。

暗室だと輝度(IRIS)が1でも明るすぎるので更に暗く出来るようにしてほしい。


総評

個人的には凄い満足しています。
ほぼ100インチの有機ELテレビを買った気分です。
前のSONYフルHDプロジェクターと比べHDRの効果が圧倒的です。
起動から投影まで数秒、排気熱も排気音もほぼ無くなり、小型になり使いやすい。
4Kコンテンツだけでなく今までのBlu-ray等も素晴らしく綺麗になりました。
微妙な点はアップデートで改善されるかと思います。


それでは、良いプロジェクター生活を!!

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