パーツを組み立てるのはプラモデルより簡単です。
問題はパーツ間の相性とかOSやドライバのトラブルです。
今回はwindows 7からwindows10に1度無料アップデートして、
直ぐにwindows 7に戻して放置していたPCを
マザーボードやHDDを交換して
win10を新規にクリーンインストールするまでの
物語である。
経緯
基本ネトゲはしないので、今回思い立ったのは去年年末にPSVRを買ったり、
今年7月にOculus Go買ったりしてVRに興味が出て、
Oculus Questがハンドトラッキングとか
PCVRに対応する発表したりで、
VR用のマシンが欲しいな~と。
なんとなく。
元々はMacなんですが自作が安いしゲームも多いとかで
Pentium3のころから自作を始めて繰り返してきました。
前回自作は2008年1月ですね。
記憶にありませんがcore2duo E8400を発売日に買ったmixi日記が。。。
この自作PCは2015年にダイナブックを買ったので今は使用していません。
windows PCを買ったのは初めてでした。
この頃はノートPCが欲しかったのです。
dynabook R93でCore i7-4710MQ、メモリ16GB、SSD、ブルーレイドライブと
通常使用は今でも快適なんですがグラボを積んでいないのでVRは無理。
初めはショップのBTOにしようと思ったのですが、
PCケースと電源とブルーレイドライブとwin10proのOSを流用出来るので、
自作のほうが圧倒的に安いので
VRが動いてコスパ重視を目指してCPUはAMDにした。
構成
赤が今回購入パーツ、緑が流用パーツ
各パーツ詳細
CPU Ryzen 5 3600
インテルかAMDか?同じぐらいのパフォーマンスでAMDの方が1万円以上安いのでAMDにした。所有電源が550Wの為、消費電力が少ない(65W)3600又は3700Xを候補に。
VRがそこそこ動けばいいのとコスパで3600に決定。
オーバークロックしないのでクーラーはCPUに付いているものを使用。
メモリ crucial 16GB×2 計32GB
メモリは相性重視で>crucialの速度2666の16GB×2で計32GB。今のノートPCがメモリ16GBでメモリ不足になることがあるので念の為32GBにしましたが通常だと16GBで十分な気もします。
オーバークロックもしないのでヒートシンク無しです。
マザーボード ASRock B450 Steel legend
Ryzen 5 3600が乗るもので安いマザーボードはB450です。最新と比べても通常使用では差が無いレベルです。BIOSがアップデートされていないとダメなので購入時に注意。メーカーとかは好みで良い気がします。私はユーザー数が多そうなASRock B450 Steel legendにしました。
日本語マニュアルです。
グラフィックボード 玄人志向GG-RTX2060SP-E8GB/DF
グラフィックボードはVRを動かすのに一番重要です。最低でNVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上で動くものが多いですが、フレームレートや画質を考えたら可能な限り上を目指したい。
トラブル対応など含めてユーザー数の多さも考えるとNVIDIAになります。
コスパを考えるとGTX 1660 Tiが最適解ですが、GTXと上のクラスのRTXの大きな違いがリアルタイム レイ トレーシングが出来るか出来ないかです。
現時点では必要ないですが今後を考えるとあってもいいのかなと。
購入時点で玄人志向のRTX 2060 superがGTX 1660 Tiと5千円程度しか変わらなかったのが決め手になりました。
あと、電源(550W)でこれが限界です。
グラフィックボード購入時の注意点は推奨電源のワット数確認と補助電源のpin数です。
このボードは補助電源に8pin x1と6pin x1が必要です。所有電源のPCI-E用のコネクタは6ピンが2本です。
基本PCI-E用は8ピンは最大150W、6ピンは最大75Wを供給します。
玄人志向のグラボにはHDDのコネクタ2本から6ピン、8ピンに変換する変換コネクタが各1本付いているのでHDD用電源があれば問題ないですが、
所有電源はPCI-E用は系統が違うので使わないと全体の電力不足になる可能性があります。
対策として6ピン(75W)2本を8ピンに変換するケーブルを購入。6ピンは付属のHDDコネクタ変換を使用。
6ピン2本を8ピンに変換するケーブルはヨドバシで600円ぐらいでした。
SSD シリコンパワー SSD 512GB 3D NAND M.2 2280
パソコンを自作するにあたって最重要なのがOSをインストールするディスクです。これが遅いとCPUが早くてもメモリを積んでもグラボを良くしてもモッサリです。絶対にHDDにインストールしてはダメです。SSDにインストールです。
今回はSSDでも早いM.2にしました。何が違うかというと形がHDDみたいでは無くメモリみたいな基盤です。
値段と速度のバランスでこれにしました。他に所有していた2TBのHDDも積むので512GBあれば十分です。
流用パーツ
残りのHDD、ブルーレイドライブ、ケース、電源、OSは以前の物を流用します。パーツの組み立て
パーツの組み立ては特に引っかかる所は無いですが、ケースが古いためにスイッチのパワーLEDの配列が違うために変換しました。このようなパーツを利用しました。
OS(Windows10 pro)のインストール
ここで手間取りました。経緯
Windows 7 proのパッケージ所有。↓
前の自作マシンでwin10無料アップデート期間にアップデートして、Windows 10 proのDVDインストールディスクを作成。すぐにwin7に戻して放置。
↓
前の自作マシンを分解、HDDフォーマット
↓
今回のマシンを組み立て、DVDからwin10proをインストール
↓
win7proのプロダクトキーでライセンス認証通らない。
問題
予想される問題として、1.パーツ構成を大幅に変えた(マザーボード、SSD)
2.ローカルアカウントのみでwin10をマイクロソフトアカウントに紐づけていない。
解決方法
前の自作マシンをまた組み立てた↓
Windows 7 proをローカルアカウントでインストール ↓
プロダクトキーでライセンス認証 ↓
メディアクリエーションツールでアップデート
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 ↓
アカウントをマイクロソフトアカウントに切り替える
↓
前のマシンのHDDを外し、新しいマシンにつなぎ起動
↓
webのマイクロソフトアカウントにログインしたりしてマザーボードとかを認識させる
↓
新しいSSDにwin10proをマイクロソフトアカウントでクリーンインストール
↓
やはりライセンス認証が通らない ↓
ファイル名を指定して実行で"slui 3"と入力して、win7proのプロダクトキーを入力
↓
ライセンス認証完了。長かった。。。
アカウントのユーザ名の問題
ちょっとした問題でアカウントというかユーザー名(使用者)がメールアドレスになってしまう現象がありました。ファイル名を指定して実行で"winver"と入力して表示されるユーザー名です。
ローカルアカウントに切り替えたり、マイクロソフトアカウントの名前を変えたりして見かけ上は変化しますが、 色々やってもソフトをインストールしたりする時の使用者がメールアドレスのままでした。
解決方法としてはレジストリエディタを起動。
[ファイル名を指定して実行]で「regedit」と入力して「OK」をクリック。
↓
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersionを開きます。 組織名が [RegisterdOrganization]、使用者名が[RegisterdOwner] を編集。
新しいマシンはとても速く快適です。
実際は自作よりショップオリジナルの方が楽で安い!
自作PCはパーツが完全に好みにカスタマイズが出来るので、こだわり派にはよいですが、何もパーツが無い状態では自作よりショップオリジナルの方が安心安全安い簡単楽々です!
欠点はメモリとかグラフィックボードのメーカー指定が出来なかったりするぐらいですね。
それでは、良いパソコン生活を!!
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